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オフィスマツザキ 連載コラム お店の健康診断シリーズ @

お店にも病気があります 〜 定期的な健康診断を 〜

  われわれ人間は、年をとるとだんだんと体のあちこちがおかしくなってきます。しかし、自分では気がつかない場合が多く、ある日突然に自覚症状が表れ、医者に駆け込んで検査の結果、肝機能障害とか高血圧症とか言われてがっくりくる場合があります。このようなことのないように、中年以上の方は、定期的に人間ドックに行っていれば、自覚症状の現れる前に食事療法などの対策が打てるのだと思います。

● 店にも定期検診が必要

 店も人間と全く同じです。「売れているから儲かっている」とは限りませんし、「勘定が合っているからお金が足りている」とも限らないのが現実なのです。そこで、店の場合も人間と同じように定期的な健康診断を行っていれば、自覚症状が現れる前に自店の体形を健康に保つことができます。この健康診断の一つの手法が自店の「損益分岐点売上」を知ることです。

● 損益分岐点売上とは

 損益分岐点売上とは、現在の粗利益率と総費用で利益が0の売上高、すなわち利益も損失もでない売上高のことをいいます。損益分岐点売上より現在の売上高が高ければ黒字、低ければ赤字ということになります。それでは早速「損益分岐点売上」のグラフを作成してみましょう。下記の手順で作成してください。

@ グラフ用紙に下図のような正方形を書いてください。正方形の一遍の長さは、自店の年間売上1.5倍ぐらいの目盛りがふれるような長さで書いてください。

 A 正方形ができたら、対角線で売上線を引いて下さい。

  B 固定費線を引く。固定費とは、売上高に関係なく必要
   な費用のことです。小売業の場合は、販管費+営業外費

   用を固定費とみてよいでしょう。

 C 総費用線を引く。総費用とは変動費+固定費です。小
   売業の場合は、売上原価を変動費とみてよいでしょう。

 D 売上高線と総費用線の交叉する点が「損益分岐点売上高」


 いかがですか。
 自店の現在の売上高は「損益分岐点売上高」より上ですか、下ですか。

 「損益分岐点売上高」の計算式は、固定費÷(1−変動費÷売上高) となります。

 また、損益分岐点売上高÷現在の売上高×100=「損益分岐点比率」(%)といい、店の健康状態をみる総合的な指標の1つとされています。90%以下が健康体といえます。あなたの店はいかがですか?

 決算書の損益計算書から電卓で簡単に求められます。(利益とは経常利益とします)

 損益分岐点売上高=(粗利益額−経常利益)÷粗利益率(1−変動費÷売上高のこと)

 粗利益額:2500万円、経常利益:200万円、粗利益率:25%なら

 (2500−200)÷0.25=9200万円ということになります。

 

● 損益分岐点比率を改善するには

 もし、損益分岐点比率が100%に近いか100%を超えていたら、大至急改善して90%以下の健康体にしななければなりません。その手法は上のグラフからもお分かりのように、

 @ 売上高を増加させる ⇒ お客様に対する利便性の向上などにより

 A 固定費を圧縮する   ⇒ 従業員の勤務シフトの改善などにより

 B 変動比率を下げる   ⇒ ロスの減少、在庫の圧縮などにより

 ということになります。自店に合った無理のない方法で改善にチャレンジしてください。


オフィスマツザキ
代表 松崎 香澄
千葉県柏市松葉町5-5-7-301
TEL. 04-7133-9310



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